3/4 箱根温泉
3/7、月曜日
今日は先週末についての話を
金曜日にチャリ部後輩の河部、同期の野本と飲んでから、翌朝に後輩の西川と合流。
4人で箱根を目指す。
今回は急に温泉に行きたくなり、2週間前に旅館を探し始める。
この時期でも凄く人気で特に土曜日は多くが満室・・・良さそうな旅館がギリギリ1部屋空いてたので、直ぐに予約。
明治創業老舗旅館「福住楼」。数々の文豪が訪れた温泉旅館で価格は2,3万が相場。
正直価格はどうでもいい。年末年始のバタバタからようやく一息、昔からの仲間と気兼ねなくノンビリ出来るならいくらでも出す!という思いで決定。
結果的に大正解だった。
都内から小田急で1.5hあれば着くという素晴らしい立地。
お昼過ぎには到着!
箱根駅周辺の観光!!とはいかず。さすがチャリ部(笑)
遅めのお昼ご飯を食べ、旅館へ直行。
目的は旅館を満喫し、ただただ贅沢な時間を過ごすこと。
自転車で行くことも考えたけれど、目的を見失っては本末転倒。
食事含め、同じ価値観でお互いに気を使わず楽しめると思った友人3名に声をかけたら、それぞれが二つ返事でオッケーと。
こんな急な話で、それなりに値が張る強行旅行に・・・
僕はそこまで人の繋がりが多い訳ではないが、充分過ぎる繋がりがあって本当に恵まれてるなぁと。
散歩がてら、15分程景色を見ながら旅館へ向かう。
到着!
15時からのチェックインで、15:30頃にはチェックイン。部屋でくつろぎたい一心。
素晴らしい廊下!階段も多く、床がきしむ音すら素晴らしく、わびさびを感じる。
部屋で仲居さんの挨拶を受け、心付けを包んで渡しておく。
というのも持ち込みでワインが数本^^;そうでなくとも渡しておくべきか。
仲居さんは少し年上の和服の似合う女性!すごく綺麗な女性。
お話を伺うと2年程海外生活があったようで英語はバリバリ、旅館には外国のお客様も多いそうで。
彩り美しく高そうな錦鯉に餌をあげる。
中庭は数歩下がった位置から見るのが特に美しい。
日本美学はやはり空間だなぁと。
明るいうちから一番乗りでお風呂!
翌日も含め、計4回は風呂に入った旅行(笑)
風呂上りは・・・やはりビールだな。
この旅館の会席料理は本当に素晴らしかった!!
数が多すぎて全てを写真に収めるのは大変・・・むしろ、綺麗に彩られた器の数々、繊細な味わいを前にシャッターを切るのは無粋にも感じる。
味覚、嗅覚を存分に活かし全てを楽しむ!
長野のシャルドネ
とてもアロマティックなワインだけれど、どこか控えめというか謙虚さを感じる素晴らしいワインだった。ミネラルも豊富でしっかり冷やせば、お刺身との相性も良さそうだったけれど、今回はやや高めの温度でお鍋や煮付けと合わせて、最高のマリアージュ。
きっと料理とワインの相性以上に、仲間と過ごしてる時間がそう感じさせるのだろう。
食事の後は持ち寄りでワイン会。
南ローヌのコイツが特に素晴らしかった印象。
アルゼンチン、スペイン、カリフォルニアと重いワインが集まったけれど、思い出話を肴にゆっくり飲むには丁度いい。
結局、ビールをそれなりに飲んで、ワインも5本空けたのか(笑)
忙しい日々の中、一時でも日常離れした体験が出来た!!
特に食後の時間は大学の部活に戻ったようだった・・・卒業してから初めての感覚に懐かしさ、儚さ、寂しさはあるも、なにより付き合ってくれた友人と、素晴らしい旅館に感謝だ。
きっと彼らは今後何年経っても、そう感じさせてくれる友人なんだろうな。本当に有り難く、素晴らしいことだ。