2016フランス旅行記4 2/15 パリ
パリ4日目
モンパルナス駅、ルセレクト、パリ・ノートルダム大聖堂、ル・デュ・マゴ、ペールラシェーズ、ダケール通り、エッフェル塔ライトアップ、凱旋門ライトアップ
この日の朝はゆっくり、ホテルの朝食は食べずに、パン屋さんでサンドイッチを買うことに。連日雨に降られ日の光の感じられるパリは初めて。
300~500円でフランスではサンドイッチが買える。
そもそもバゲット一本分で硬いフランスパンのため、食い応えがよく、腹持ちもいい。そしてヘルシー^^
モンパルナスでストラスブール行きのTGVのチケットを予約して、アメリカの文豪ヘミングウェイがパリ時代に書いた作品「日はまた昇る」に出てくるカフェに行く。
「日はまた昇る」は僕が一番好きな作品、喪失感が強いがそれ以上に熱く熱い、深く深い。色々な事を考えさせられる。
メトロに乗りパリ・ノートルダムへ。
正面もいいけれど、やはり側面から伺えるゴシック様式の荘厳な雰囲気が素晴らしい。
そのあとは徒歩でこれまたヘミングウェイ含むロストジェネレーションの文豪や哲学者、ピカソ含む多くの画家の巨匠が集ったサンジェルマン通りのカフェ「ル・デュ・マゴ」へ。
第一次世界大戦で荒廃したヨーロッパを背景に、彼らは何を語り合ったのだろうか…
カフェの向かいにある教会にも足を踏み入れてみた。
再びメトロにのり、ペールラシェーズという墓地へ。
とくに北風が強く吹き荒れるこの日。まさにChopin Etude 25 No.11/Winter Wind
ドラクロワはやはり「民衆を導く女神」が有名だろうか?
ルーヴルに展示してあったけれど、とても良い絵。
オスカーワイルドはアイルランドの作家、同性愛で逮捕されたこともある。しかし女性にはかなりモテるナイスガイな作家。
"An ideal Husband"は原作も映画も何となく見たけれど面白かった。異性に対する理想か…難しいですね( ゚Д゚)
彼の言葉“To live is the rarest thing in the world. Most people exist, that is all.”
世の中において、生きることはかなり稀なことで、ほとんどの人間はただ存在しているだけだ。
まさにその通りだと思う。日本人は特にと言うつもりはないけれど、流れに身を任せ受動的で、自分から行動せず、群れの中で存在しているだけの人は多い気がする。
迷惑をかけてないのであれば問題ないし、悪いことではないけれど、個人的にはあまり一緒に働いたり、行動したくない人間^^;せっかく生を受けたのであれば短い人生で強く輝きたい。
今の自分は生きていると自信をもって言える!そして、他の生きている人と刺激しあえる人間関係がいかに素晴らしいことか。
ダケール通りでは市場を観る予定だったが、残念。時間が合わず(´・ω・`)
パニーニをパン屋で買って、モノプリでワインとつまみを購入しホテルへ。
暗くなるまでホテルで待つ…ワイン一本なくなる(笑)
夜、エッフェル塔に向かう。
実は、パリはあまり好きな場所では無いけれど、人生で忘れられないことはある。
目を通して観る景色、寒さも忘れるほど美しい。
プシーという駅の近くから見えるエッフェル塔、もしかしたら穴場スポット!?
自分の感と足で見つけ出した場所!
凱旋門へ。
これもまた素晴らしい力強さが感じられる。
終わりよければ全てよし、そんな楽観さは好きではないけれど、それに値するくらい素晴らしいパリ最後の夜でした。
ホテルに戻って飲んで寝る(`・ω・´)
明日はストラスブールに移動です。